today's tanka_✍︎
わすれない
わすれてしまう
おもいだす
いつかわすれる
ときがくるまで
ふとした日常、わたしはその人のことも
わすれられなかった事実も
すっかり頭から抜け落ちている。
でも、やっぱり何年経っても
ふと
思い出すことがある。
フラッシュバックとは違う。
温かい思い出とも違う。
なんとも言えない感情。
もう悲しい涙は流れなくなった。
でも、毎年やっぱり各々の時期が近づくと
わたしは彼らを助けられなかったのか?
なんで彼女はあんな目にあったのか?
わたしの何が悪かったんだろう…
と自問自答してしまう。
答えなんて出ないけど。
彼らに恥じることなく
生きていけたらと、背筋がしゃんとなる日。
そんな思いを傍らに、小さく1人で掌を合わす。
今日は
ヒロが亡くなった日。
初めて身近な人を亡くした日。
もう19年も経ちました。
今でもヒロに会いたくなります。
会いたいって願えばきっと会いにきてくれる気さえします。
ヒロはいつも笑っていて、怒ったことも喧嘩したことも全くなくて。大人だったヒロはたくさんのことを我慢してたのかなって、自分も少しだけ大人になってわかった気がする。
クシャッとした顔が好きなわたしの原点は、きっとあなたです。
一緒にいた時間は短かったけど。
短いからこそ、美化されてる記憶もあると思うし、嫌な部分を見ないでお別れしてしまったのかもしれないけど。
でも、今でもヒロのことが大好きです。
そして、まさか…
なところで再び繋がったヒロとの縁。
ヒロのことを知ってる人たちとの出会い。
それもこれも、ヒロが繋いでくれた運命なのかなって思ったりもします。ってポジティブに変換しすぎ?
いつか忘れるときは
くるのでしょうか?
願わくば、わたしが死ぬまでは
忘れたくないな。
0コメント